山が待っている。

「流産」という山から、わが子を腕に抱いて下山できました。どんな山も無事に下山できるように。ひとつひとつをクリアする過程を書いていきます。

35w0d&35w1d 切迫早産入院14日目&15日目

◆35w0d 切迫早産入院14日目  点滴流量アップ

今日で35週に突入!

正産期の37週まで2週間。長く感じる2週間です。

 

今日はいい天気で気分も良いけれど、なんとなくお腹が張る回数が多いような…。

昨日はたくさんおしゃべりしたので、今日はDVDでも見ながらゆっくり過ごそうと思っていた午後。(『岳』を観て、ちょっと興奮していたかも。やけに暑かった。)

30分のモニターで、大きな張りが1回、小さな張りが3回…。ちょっと多い。

早速、先生へ結果を見ていただいたようで、看護師さんから「流量を少しだけ上げようって。35にするね。」とのお話。

結果、2A30ml→2A35mlとなりました…。

そして、今週中は点滴を続けるとのこと。今日が火曜日だから…あと5日は続くということだけれど、こちらは想定内。

むしろ、来週の火曜日で36週なので、もうどうせならそこまでしていただいても、と個人的には考えていたので。

あわせて、明日、診察を受けることに。

赤ちゃんが大きくなっているといいな。

早く、もう出てきても大丈夫!というところまでいきたいものです。

 

時折「そんなに生まれたいなら、もういいか!」という気持ちになりかけて、首を横に振る。

たとえば、やたらお腹が張ったり、色つきのどろっとしたおりものがあると、「もう…出てきてしまうのでは…」とハラハラする。

その時はその時なのだけど、できれば少しでもお腹の中で大きくなってほしいものね。

辛抱辛抱。

 

次に点滴を抜くときは、せめて2段階くらいには分けて抜いてほしいと明日お願いしてみようかな。

 

おや、気のせいか35にしたら、お腹が楽になってきたような…。

 

◆35w1d 切迫早産入院15日目

昨夜は5回もトイレに行ってしまった。

その度に、お腹が張っている感じがしていた。

久しぶりに安眠できなかった感じ…。

今日はゆっくりデーの予定だから、ウトウトしながら過ごそう。

 

1番のお気に入りの朝食メニューを食し(パン食の時、いつもはバターがないのに、水曜日はバターをたっぷり使ったクロワッサンが出る)、診察へ。

 

◇診察結果

・赤ちゃんの大きさ 2300g
今生まれてもほぼ大丈夫。時折、過呼吸とか、呼吸がうまくいかないことはあるけど、ほぼ10ヶ月と変わりないから。もちろん10ヶ月入ったほうがいいけどね。(先生談)
この病院でお産可能。

 

・子宮頸管長 14.6mm
誤差ではあると思うけど、伸びた!
もっと短くなってるかと思いましたって言ったら、短いけどね!とつっこまれた(笑)

 

・子宮口
開いてはいないが、柔らかくなりつつある。
相変わらず頭は下がっているから、トイレが近いのは仕方ない。

 

◇今後の予定

9日(日)の朝まで点滴をして、朝に抜く!
点滴量は変えずに一気抜き!

一回くらい減らさないですか?とお願いしたけど、「意味ないから」とのこと。
まぁ、もうどうせ抜いちゃうんだしね。男気抜きだね。
そして、1日様子を見て月曜日の午前中に退院。

 

◇その他

こないだ点滴を抜いた日の張りは陣痛につながるものなのかと聞いてみたけれど、何とも言えないと。そうなることもあるし、そうならないこともある。危なかったけど、分からない。

今回も、もしかしたら点滴を抜く前に破水するかもしれないし、点滴を抜いた途端にお産になるかもしれない。一旦収まって、帰れるかもしれない。

こればかりはもう、起こったことに対応するしかない。

 

それから、日曜日に点滴をやめることについて。
やはり、赤ちゃんへの副作用(先生は心臓って言っていた)は少なからずあるらしいから、先生もあんまり長くはやりたくないそう。

特に、もう34週は越えているし、時期としては外していい時期なのだと。
もしかしたら、私が36週までは…と呟いていたのを看護師さんが伝えてくれたのかもしれない。診察室に入ってすぐに説明があった。

早産の理由は、感染症とかも可能性としてあるから、その場合はあんまり繫ぎ止めすぎるのも良くないだろうとのこと。

 

私もだいぶ自分から色々と聞けるようになって、先生は詳しく説明してくださるので、なんだかすっきりした。

そうなんだな。もう、本当になるようにしかならないんだなと、そう思った。

そうしたら、楽になった。

「その時」に向けて、覚悟だけしておこう。