山が待っている。

「流産」という山から、わが子を腕に抱いて下山できました。どんな山も無事に下山できるように。ひとつひとつをクリアする過程を書いていきます。

出産の記録1 病室から陣痛室へ

結局、夜になっても便秘はほとんど解消されず、腹痛も収まらないまま。

原因不明&いつまで続くか分からない痛みっていうのもいやだなぁと思いながら、痛みと格闘していました。

私の感覚では、間断なく痛みが続いているかんじでしたが、今思うとこれが前駆陣痛だったのかも…?

 

痛むお腹を抱えつつ、夜中の3時頃トイレに行くと、ピンク色のおりものが。

これまでにも何回か血の混じったおりものはありましたが、なんとなく「おしるしだ」という気がしました。

でも、おしるしの後すぐにお産につながるわけでもないらしいので、そのままベッドへ戻り、再び痛みと格闘。

 

4時近くになってくると、なんとなく痛みに間隔が出てきている気がして、陣痛アプリを起動。試しに間隔を計ってみることに。

暗い部屋でも問題なく記録することができて、重宝しました。明るいところであれば、時計とメモでもできたような気もしなくはないですが、やはり画面を押すだけというのは助かりました!

 

記録を見ると、3〜6分の間隔で、1分程の痛みが続いていました。

6分の時は、このまま痛みがなくなればいいなと思いながら、ウトウトしていました。

陣痛だとしたら、生まれてしまう。まだ早いよー!と。

 

30分ほど様子を見て、やはり痛みが治まらないのでナースコールをすることに。

「朝まで様子見てみます」と言ったしなぁなどと、今思えば余計な心配をしていました。

 

看護師さんと助産師さんが2人来てくださって、おしるしのこと、痛みの間隔のことを伝えると「陣痛室に行こうか」ということに。

「もし陣痛室に行って、痛みが治まればまた戻って来ればいいから」と、促されるままに車椅子で陣痛室へ向かいました。

 

ちなみに、張り止めのリトドリンの点滴は、もちろん一緒に連れて行きました。