山が待っている。

「流産」という山から、わが子を腕に抱いて下山できました。どんな山も無事に下山できるように。ひとつひとつをクリアする過程を書いていきます。

進行流産の兆候

10週2日目の進行流産でした。私の場合を忘れないように記します。(あくまでも個人的なものです)

 

胸の張り

流産してからも5日くらいは張ったまま。そのあとだんだんと張りがなくなっていった。妊娠した時に一番わかりやすい変化だったこともあって、出血した時には胸の張りを頼りにしていたけれど、そういうことではなかったみたい。

 

基礎体温

急にその日に体温が下がるという話をネットで読んだことがあるけれど、私の場合は下がらなかった。結局、流産してから1週間くらいは高温(~中温)のままで、がくんと下がるようなことはなかった。

 

出血の変化

流産当日、鮮血の中に明らかに組織とわかるような小さな塊が出た。それまでの出血と大きく違ったのはこの点。体にもなんとなく力が入らず、「おかしいな」と本能的に感じていた。

 

腹痛

出血の始まった昼間は、本当に軽い生理痛といったかんじで、流産直前は重い生理痛くらい。ただ、我慢できないほどの腹痛ではなかった記憶がある。流産後の子宮収縮の時のほうが何倍も痛かった。

でも、今回の経験を踏まえて、生理痛のような痛みには「我慢できるくらい」と思わずに、気をつけようと思った。

 

こう考えると、私の場合、事前には「これ」という変化はなかった。腹痛もすごく気になるほどではなかったし、塊のある出血が出たときはすでに、私の場合は流産の始まりだったように思える。

調べると人によって様々なようだから、なかなか事前に兆候を見つけるのは難しいのかなと思う。