山が待っている。

「流産」という山から、わが子を腕に抱いて下山できました。どんな山も無事に下山できるように。ひとつひとつをクリアする過程を書いていきます。

8w4d 1回目の出血・4日目 =診察でひと段落=

電話では「安静にしてください」と言われただけなのに、診察のお願いをしてよいのだろうか・・・。ということを一通り悶々と悩んだ末、結局会社を休んで診察をお願いすることにした。

だいぶ出血は落ち着いていたものの、やはり診察を受けるまでは不安で不安で仕方なかった。心臓が動いていなかったらどうしよう・・・。それを確認したくなかったのも、診察を迷っていた理由の一つなのかもしれない。

 

症状を先生に伝えると、「まずはエコー見てみましょうか」ということで、赤ちゃんの確認。

「しっかり動いてますね。大きさは数日しか経っていないので、それほど変わっていないですけど。」

・・・よかった・・・。

さらに、先生からは「おそらく流産などにつながる出血ではないと思います。」とのお言葉。やっぱり実際に診てもらうってこんなに安心するんだと、診察の大切さを実感。悩んでいたのがうそのように、心が軽くなった。

出血の原因・場所はいまいちはっきりしない様子。仕事は強く止められることもなく、「出血がひどくなりそうだったら家で安静にしていてください。無理はしないほうがいいですけどね。」という指示だった。

 

帰り道、母に電話をしたら、「よかったねぇ。先生がそう言ってくれるなら安心だね。なんだか、自分の時よりも断然気になっちゃって・・・。」って。

夫からも「どうだった?」というLINEが入っていた。

このまま出血がおさまって順調にいってくれれば、と強く強く感じた。

 

この日は家に帰ってずっと横になっていたけれど、昨日までとは違う心の軽さがあった。