山が待っている。

「流産」という山から、わが子を腕に抱いて下山できました。どんな山も無事に下山できるように。ひとつひとつをクリアする過程を書いていきます。

流産後の妊娠 心拍確認!

病院に行ってきました。
行きのバスの中は緊張して、ずっと窓の外を見て向かいました。
何か聞いておきたいことはないだろうかとか、流産の状況をもう一度整理しておいたほうがいいかとか、そんなことを考えながら。

地元で長くやっている産婦人科なので、建物は新しい!という感じではないけれど、それに安心感を感じました。中に入ると思いの外広くて、活気があって、だいぶ緊張がほぐれた気がしました。

まず問診票を書いて、尿検査。
血圧と体重を計って待合室で待っていたら、おじいちゃん先生が診察室に入っていくのが見えました。
あれが院長先生かな?と思っていたら、その部屋に呼ばれて診察開始。
尿検査の結果は陽性、見てみましょうね。とのことで、診察台へ。
前の病院は自動で足を開きながら上がる形式だったけれど、今回は自分でしっかり開く型。今更ながら、ちょっと恥ずかしいわ…などと思いながら上を見るとモニターが準備されていました。
先生が機械を動かすと、ときどき見覚えのある黒丸が!!

胎嚢だ!

そう思って嬉しくなっていたら、先生はまだ機械を動かしてらっしゃる。
そして胎嚢をどんどんズームすると…

「心臓が動いてるのも見えるね。これがそうだよ。こっちが卵黄嚢。栄養源ね。1〜2mmかな。」

…!
たしかに、ほんっとうに小さいチカチカが、すこーしだけ見えました。

「心臓動いてるんですね。」
と、確認してしまいました。

こんな風に説明しながらエコーを見せてもらったの初めてかも。病院変えてよかったなーと思った瞬間でした。

その後、前回の生理は特別出血が多かったり長かったりということはなかったか聞かれました。特に気になったことはなかったと答えると、それ以外で流産についての話はありませんでした。
念のため病理検査の結果などを持って行きましたが、特に出すことはありませんでした。

先生の見立てでは6週目。11月頭が出産予定だけど、また次回予定日を確定しましょう、とのことでした。
今のところ順調です、というようなことを言われた気がします。

ゴールデンウィークの旅行を予約しても良いか気になっていたので、それだけ質問。
「体調がよければ全然問題ないよ」
ということで、短めかつゆったり日程で考えようと思いました。

まさか心拍まで確認できると思っていなかったから、夫もびっくりした様子。でも、LINEに「やったー!」と送られてきて、素直にうれしかくなりました。

先生からは次回までに母子手帳をもらってくるようお話がありました。
は、早くないですか⁉︎と、これまたびっくり。
前回は、母子手帳を受け取った数日後に流産が始まったので不安はありますが…。
先生とお腹の子を信じることにします。

次は2週間後。
元気に育ってくれますように。